概要

Unityクライアントを使用したLoom DAppチェーンのためのテンプレートで、以下が含まれている:

  • 基本的なも文字列→文字列のMapを実装したBlueprint Solidityコントラクトテンプレート。 初めて使用するのに最適だ。
  • 構成済みのTruffleプロジェクト。コンパイル済みコントラクトのABIとバイナリを対応フォルダに自動抽出する。
  • すぐに使えるUnityプロジェクト。Loom SDKのBlueprintコントラクトを使用している。

テンプレートの構造

├── DAppChain/
│   ├── build/ # Loomバイナリとアプリ/ブロックチェーンの状態をここに保存
│   │   ├── contracts/ # コンパイルされたcontracts .bin はここに来る
│   │   └── ...
│   ├── start-chain.sh # Loom DAppチェーンをスタート
│   ├── reset-and-start-chain.sh ## アプリ/ブロックチェーンの状態をリセットし、Loom DAppチェーンをスタート
│   ├── genesis.json # コントラクト変更/追加時にこのファイルを変更
│   └── ...
├── TruffleProject/
│   └── ...
└── UnityClient/ # Unityクライアントプロジェクト
    ├── Assets/
    │   ├── Contracts/ # コントラクトのABIはここへ来る
    │   └── ...
    └── ...

テンプレートの取得

Truffleをインストールしていなければ、まずはインストールが必要だ:

npm install -g truffle

その後テンプレート本体がダウンロード可能になる:

git clone https://github.com/loomnetwork/loom-unity-project-template.git

Feel free to rename the loom-unity-project-templateフォルダは、あなたのプロジェクト名に合わせてすぐに好きな名前に変更して大丈夫だ。

Truffleプロジェクトの構築

# Truffleプロジェクトを構築する。 これはUnityクライアントへABIファイルを、
# さらにDAppChain/build/ディレクトリにコンパイル済みコントラクトを抽出する

cd Truffle
truffle build

DAppチェーンの実行

# Loom DAppChainをスタートする。Loomバイナリは自動的にダウンロードされる

cd DAppChain
./start-chain.sh

Unityクライアントの実行

UnityClientに置かれたUnityプロジェクトを開こう。Blueprint/BlueprintTestシーンを開き、それを実行/ビルドする。

ワークフロー

  1. コントラクトを変更
  2. truffle build を用いてTruffleプロジェクトをビルド
  3. DAppChain/start-chain.shを使用してLoom DAppチェーンをスタート
  4. Unityクライアントプロジェクトを変更